バードレーダーの異名を持つDRS6A X-Class(4.9 kW)に加え、DR12A X-Class(12 kW), DRS25A X-Class(25 kW)の高出力バージョンが新たにラインナップ。マリンレーダーDRSX-Classシリーズは、送信部の高効率化と受信部の高感度化を実現したことで、今までの性能を超える遠距離探知能力と、近距離分解能力の両面を高めており、圧倒的な探知能力を獲得しました。
この性能改善により、海鳥の探知能力をより遠距離まで伸ばしたことがバードレーダーの異名につながっています。他船の動向はもちろん、海鳥の動きや雨雲の動向までをも探知できる、プレジャー向けレーダーでは最高峰ともいえるレーダーシリーズの誕生です。
*1 DRS6A X-Class: TZtouchのバージョン4.21以降が必要。
*2 DRS12A X-Class/DRS25A X-Class: TZtouchのバージョン5.01以降が必要。
ターゲットトラッキング(TT)は、他船の動きを詳細に分析でき、レーダー信号で一定時間船の動きを捕捉することにより、他船がどちらの方向へ、どれくらいの速さで航行しているのかを計算します。TT機能ではCPAやTCPA計算も行います。CPAは他船と自船がもっとも接近した際の2船間の距離のことで、TCPAは最接近時までの時間を表します。CPA/TCPAにより自船との衝突の危険性を判断して、アラームを鳴らすことができます。
X-Classシリーズではさらに進化して、ターゲットを数秒で瞬時に捕捉できる、ファストターゲットトラッキング(FTT)機能を搭載するなど、さらなる安全性を高めています。
※DRS4DLを除く、全てのレーダーでご利用頂けます。