マルチビームソナー 型式DFF-3Dは、ワイドレンジ 左右120°幅を瞬時にスキャンし、海底の詳細な地形構造を3Dで描画することはもちろん、魚群の位置関係なども見事に映し出す画期的ソナー。水深約200mの海底をも120°幅で描くことができるなど、深場をターゲットにしたユーザーには特に有効で、より実践的な3D情報が得られます。約300mまでを映し出すシングルビーム(魚探)表示や、自船の両舷側方向の海底形状を探るサイドスキャン表示などのモードも搭載。モーションセンサー内蔵で、揺れの大きい海況でも安定した映像を提供できるなど、本格的な仕様を採用しています。
小型のプレジャーボートにも装備できる、装備性の高いコンパクトな送受波器も魅力的です。
※最大探知深度は、海況や海底形状、装備方法等によって異なります。
ネットワーク魚探DFF1、DFF3、BBDS1そしてDFF1-UHDには、これからのFURUNO魚探のスタンダードである、フルノデジタルフィルターテクノロジー(FDF)が搭載されています。このFDF™の搭載により、感度、発振線除去、送信出力を状況に応じて自動で調整し、ノイズのないクリアな映像表現を実現しました。そして、深場では従来よりもさらに深く探知し、浅場では発振線が短く、表層の魚群探知性能が飛躍的に高まりました。
DFF1-UHDではTruEchoCHIRP™技術を採用することで、周辺ノイズを抑え、すっきりとした映像を表示。これまで表示されてなかった微弱反応の魚種の探知が可能となり、プランクトン等に埋もれることなくエコーを表示します。
受信したエコーが単体魚だった場合にサイズを計測し、表示画面の反応に数値で表示します。水深2mから100m(DFF1-UHDは水深2m~200m)の間で、10cm以上2m未満の魚を計測できます。魚の大きさだけではなく、深度表示も可能です。
注1)
本機能により計測された数値は、様々な誤差要因により誤った表現をする場合があります。
注2)
2周波(50/200kHz)一体型の送受波器が必要です。(DFF3は、50/200-1Tのみ対応。)
魚探画面に海底の状態を分かりやすく表示する「底質判別機能」を搭載。BBDS1では水深約5~100m、DFF1-UHDでは水深5~200mの間の海底質を、岩・小石・砂・泥の4種類の底質タイプに分類し、魚探画面上にグラフィックおよび標準モードで見やすく表示します。
注1)底質判別機能の有効範囲は、BBDS1では水深5m~約100m、DFF1-UHDでは水深5m~約200mです。
注2)送受波器はスルーハルまたはトランサム装備が必要です。
注3)底質判別機能設定時は自動的にオートレンジとなります。(BBDS1のみ)
注4) 吃水値を入力してご使用願います。
注5)船速10kn以下でご使用下さい。
注6)本機器が示す底質情報は、様々な要因により誤差を含む場合があります。